「剣山ミステリーへの入り口」
穴吹から剣山へ国道438号線を上って行くと山中の集落の中に現れる神社。実はこの両神社は四国最大のミステリーゾーンへの入り口である。 まず小高い丘の上の『神明(しんみょう)神社』。麓の『白人(しらひと)神社』の奥社である。ここには磐境(いわさか)といわれる石囲いで周囲を囲んだ祠がある。ただこの磐境、ある学者に「ひょっとするとユダヤ教の神殿と同じ造りではないか?」と古代ユダヤとの関連性を指摘されたのである。 そんな話があったところに、イスラエル国元駐日大使エリ・エリアフ・コーヘン氏が招かれてこの地を訪れ感想を求められてぽつりと一言、「自然の石を積み上げた祭壇は、ユダヤ教の神殿とこの神社以外では見られない」。・・・日以両国友好のためのリップサービスにしては、「元大使」という立場を顧みない人騒がせでうかつな一言である(笑)。しかもその麓に鎮座するのはそのものずばり『白人神社』(笑)、こうなると、普段なんにもないこの過疎の山村が「お祭り炎上、酒もってこい」状況になったであろうことは火を見るより明らかである。(大笑) この白人神社には、「古墳時代の仁賢天皇の時代に白髪の老翁が天下り、この谷は聖地なりといって神々を祭りしずめ、宮内に改めるべし」という伝説が残っているが、この「白髪の老翁」こそバビロン捕囚から千年の放浪の旅を経て極東にたどり着いた「古代ユダヤ人」ではないのか?と囁かれはじめた。これではまるで『復活の日』の草刈正雄ではないか、いわんこっちゃない(笑)。 また、この他にも、このあたりの方言にはイスラエル語と意味と発音とが同一の単語があるとか、祭事の日程が一緒であるとか、とても偶然では説明できないような(いや、偶然だろ 笑)事実がいくつも発見されている。 とにもかくにもこの神社が第10番〜第11札所にある「剣山に眠るソロモン王の秘宝」や「失われたアーク埋蔵伝説」と組み合わさって西阿波最大のミステリー『祖谷村民ユダヤ民族説』(笑)を形成するのである。
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「麓の白人神社」
麓の白人神社
「奥社の神明神社への参道。」
奥社の神明神社への参道。
「神明神社の磐境(いわさか) 自然石の石積みである」
神明神社の磐境(いわさか) 自然石の石積みである
「磐境の正面入り口、奥にあるのが祠である」
磐境の正面入り口、奥にあるのが祠である
「神明神社の祠 ユダヤ教の祭壇と共通点が多いということ」
神明神社の祠 ユダヤ教の祭壇と共通点が多いということ
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