「足摺岬のワンピース」
四国の南西端の足摺岬は昔は佐田岬とよばれて信仰の対象であった。その突端の白皇山(しらおさん)も、元は佐田山と呼ばれ、唐人駄馬等の巨石群をかかえる神秘の山であった。地元の人によると、この山ではコンパスが利かなくなる等、地磁気が乱れているという噂があるという。地磁気が狂うということは、山の地中に金属製の何かが埋まっているということではないかとも言われている。 この山の麓、唐人駄馬と足摺岬との中間点に巨石があり、そこにはどくろマークと謎の言葉が掘られているという。謎の言葉とは埋蔵金の枕詞らしいが、どくろマークとは尋常ではない。果たして海賊王を目指す一団が記した宝のありかのヒントであろうか? 宿をとった民宿の女将さんにその近所の方を紹介してもらった。様子を尋ねると、家の前の県道からけものみちを5分ほど登ったところにあるという。ご本人も8年前に登ったっきりで、地元のものでもここ数年は誰も通っていないとのこと。おそるおそる登りはじめて2分で、潅木や栃の木でまったく進めなくなる。鉈ではなくチェーンソーが必要である。次回、助っ人をつれてくるまで請うご期待。
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「足摺岬に横たわる白皇山(しらおさん)」
足摺岬に横たわる白皇山(しらおさん)
「唐人駄馬は古代の巨石信仰跡ともいわれている。」
唐人駄馬は古代の巨石信仰跡ともいわれている。
「足摺岬から西海岸を2キロ。白皇山の麓にある登り道。ここを上ったところに位置する岩である。」
足摺岬から西海岸を2キロ。白皇山の麓にある登り道。ここを上ったところに位置する岩である。
「数年間人は通っていないとのことである」
数年間人は通っていないとのことである
「道はほぼ消失。ここからは藪こぎどころかチェーンソーが必要である。」
道はほぼ消失。ここからは藪こぎどころかチェーンソーが必要である。
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