「高天原は徳島である」
第1番札所に「天照大神の墓」があって、第2番札所で3種の神器のひとつ「八尺の鏡」が作られ、第3番札所には「天の岩戸」、そして徳島県は「高天原」。こうなるともう日本神話への挑戦である(笑)。
第2番札所の『立岩神社』には男性の象徴、こちらの『立岩神社』には女性の象徴があり、これはそのまま「天岩戸」といわれている。神社は徳島県の山奥の神山町のまた山奥の標高650mに鎮座するまさにパワースポット。天岩戸といわれているご神体の巨石はまさに言い得て妙・・・って、いや本当にここが天の岩戸ですよね。(笑)
第一に『阿波国風土記』によると高天原の人達が阿波に降りたところは「天の元山」といい、この神社がある山の名は「元山」である(神山町観光協会・古代神山研究会の掲示板)。 第二に古事記には「天岩戸の神事の際には天香山からサカキを採りアマノウズメは天香山のヒゲノカズラをたすきにかけ天香山のマサキをかぶり天香山の笹を手に持ち神がかりして舞い踊った」と書かれており、『阿波国風土記』と『伊予国風土記』によると、この『天香山』とはこの元山である(阿波古事記研究会の掲示板)。第三にさらに古事記には「(天岩戸をこじあけた)手力男命(たじからおのみこと)は佐那那県に座す」とあり、まさに神山町の東隣りの佐那河内村には手力男命を祭る『天岩戸別神社』がある。
まぁ、これだけの理由があれば、ここを天岩戸として問題なかろうということであろうが、誰かこの岩戸をこじあけて中の宝物(天照大神の遺留品)を発見して、この説を証明してくれい。
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「県道から境内に続く登山道。ここから数分歩く。」
県道から境内に続く登山道。ここから数分歩く。
「入り口の掲示板。(すへての写真はクリックすると拡大します)」
入り口の掲示板。(すへての写真はクリックすると拡大します)
「天岩戸神社。後ろが天岩戸である。」
天岩戸神社。後ろが天岩戸である。
「ふたつの巨石が組み合わさった天岩戸」
ふたつの巨石が組み合わさった天岩戸
「神社下の由来記。高天原の人たちが阿波に降りたったということである。(すへての写真はクリックすると拡大します)」
神社下の由来記。高天原の人たちが阿波に降りたったということである。(すへての写真はクリックすると拡大します)
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