「卑弥呼の墓はここだ」
あっ、すまん、あきれてチャンネルかえんとって。(笑) しょっぱなの第一番札所から「いいのか?これ」と思われること覚悟で読んでいただきたい。そもそも『なんでも88シリーズ』のルールとして本家の四国霊場88箇所の札所順と同じ位置関係で企画運営している関係で、この情報が1番札所になってしまった訳である。 そもそもご存知のとおり邪馬台国の位置は「九州説」と「畿内説」とが有力であるが、その他諸説紛々の中でほんの重箱の片隅を爪楊枝でつついたところに「徳島説」がある。この説を唱える『古代阿波研究会』によるその要綱は、まず徳島県の吉野川の下流域は稲作に好適で古墳群も多く邪馬台国文明があってもおかしくないこと、また「卑弥呼とは天照大神である」と勝手に仮定した場合、卑弥呼について記述のある『魏志倭人伝』と合致する記述がこの八倉比賣神社の文書に見られること、というものである。 説が正しいかどうか、そこは「夢とロマンとエンターテインメント」にしておいて、そもそもこの国府町西矢野は、奈良から平安時代には国府がおかれ永らく阿波の政治と文化の中心だった地区である。そしてこの地に遅くとも西暦331年以前からあった(神社内古文書)とされる八倉比賣神社には、なんと「天照大神の墓がある」!・・・ということは即ちそれは「卑弥呼の墓」ではないか・・・というのが今回のお題。もしそうであれば、勾玉や鏡等々の古代邪馬台国の宝も眠っている可能性がないともいえない。ただし徳島県内にはこの神社の他に「卑弥呼の墓」といわれるものが3つもあるので・・・大丈夫か徳島県。(笑)
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「近隣一帯は『阿波史跡公園』として整備される杉尾山古墳群」
近隣一帯は『阿波史跡公園』として整備される杉尾山古墳群
「境内の入り口の鳥居からは古墳群とは少し空気が変わる」
境内の入り口の鳥居からは古墳群とは少し空気が変わる
「八倉比賣神社本宮」
八倉比賣神社本宮
「神社裏の丘にある「八倉比賣=天照大神の墓」。これが「卑弥呼の墓」か!」
神社裏の丘にある「八倉比賣=天照大神の墓」。これが「卑弥呼の墓」か!
「すぐそばには『徳島市立考古資料館』まであり、ますますそれっぽさを煽る。大丈夫か徳島県。(笑)」
すぐそばには『徳島市立考古資料館』まであり、ますますそれっぽさを煽る。大丈夫か徳島県。(笑)
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